俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~
「おおぉぉ!…お味のほどは?」
「普通に美味かった」
「…ああぁぁ!そこはちゃんと食レポ風に言ってくんなきゃ!」
いつものような、普通の会話モードになってしまった。
ホッとしてるし、悪くはないはずだけど。
あれだけ意気込んで、トラップ回避しながら捜索してたのに。
勢い殺されたような気もしていた。
当初の目的が…。
このまま話を切り出すことが出来ずに終わってしまったら、困る。
「…そういや、さっぽろグリエ。どうする?いつ行く?」
…とは、言いながらも。
心の準備がイマイチ整ってなくて、取り敢えずの話題を振ってしまう。
「おっ。おおぉぉ!そ、そうだ!そうだ!…特上サーロイン二枚!」
「…おまえ、本当に二枚食べるのか」
「食べる!食べるよー!肉汁ブシャー!…やっぱり無しとか、玲於奈みたいに『太るからやめた方がいいんじゃないスカ』とか言うなよ?!言うなよ?!」
「言うか」