俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~
あと、今まで出会ったそっちの線の人…。
竜堂とかもさ男は連絡先知らない。論外だ。
あの白塗り着物のおばさん…いや、おっさん。
訪ねて行くのも無理。俺が無理。
あと…。
いない。
…これは、もう。
綾小路室長の連絡を待つ…か。
はぁ…と、ため息をついて体を起こす。
喉が乾いたと思って、部屋にある冷蔵庫を開けるが。
のむヨきらしてる。
下の冷蔵庫にあるかな。
そう思って、部屋を出て階段を降り、下のキッチンへと向かった。
「伶士さま、どうなさいましたか」
キッチンに向かうと、ちょうど入れ違うかのように、忠晴が出てくる。
「いや、のむヨ…」
「冷蔵庫にありますよ。アロエ味」
「ありがと。どこ行くの」
「旦那様がお帰りです」
そう言って、忠晴は直ぐ様玄関へ向かっていった。
親父帰ってきたんだ。
ふーん。
そんな忠晴の背中を見つめながら、冷蔵庫を開ける。
…あ。ドアポケットにあった。あった。のむヨ。