俺様部長のめしつかい
「大介くん、お揃いの物買おうよ」
「いいよ。かなちゃんは何がいいの?」
と、言いながら
お土産コーナーに吸い込まれていく
かなっちと森河さんを、
湊斗は見つめていた。
「湊斗は?何か買う?」
「……」
無視ですかい。
「何も買わないなら、
私一人で見てくるね」
「おい、こら。
お前が俺様のお土産にふさわしい物を
選んでこい」
湊斗はポケットに手を突っ込んで、
目線だけ私に向けた。
「え?なんで?」
「めしつかいとして当然のことだろ?」
「えー…」
「もし、俺様が、
お前が選んだ物をお土産として認めたら、
ご褒美をやる。
何せ、俺様は王子様だからな」
俺様モードで自分を王子とか言うな!
「何で私がそんなこと…」
「五分以内な。はい、スタート」