君だけが私の星だから







今日から中学2年生。



私が2年生かぁ…



1年生の時は色々あったなぁ…。色々ありすぎた。



2年生になったからには、今度こそ素敵な恋ができますよーに!



そんな事を思いながら、階段を一段一段登っていく。



「 星那、おはよ! 」



階段を登り終えた所で、微笑みながらそう声をかけてきたのは、親友のあーちゃんこと 宮沢有咲 ( みやざわ ありさ ) ちゃん。



あーちゃんとは小学校の時から一緒で、私が唯一なんでも話せるたった一人の親友。



身長は164って中2女子にしては結構お高めで、スタイルよくて、顔も目鼻口がはっきりしてる。



まさに誰もが憧れるちょー美人!って感じ。うん、ほんとに可愛いの!



(あーちゃん…今日も可愛い…ま、眩しい…!)



「星那、クラス表見に行こ!」



そう言われて我に返る。



あぁ、そうだ…この天使みたいなあーちゃんとクラスが離れるかもしれないんだった…



神様、仏様、どうかあーちゃんと一緒のクラスにしてください!!




「えっと…私は…」



「あ、名前あった。1組だ」



「星那ぁ~!!一緒じゃん!!」



(神は我々に味方した!!!)



よかったぁ、今年もあーちゃんの可愛い顔面を拝める…



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