怖がらないで

カレカノ日和

チュンチュンと鳴く鳥の声...

なんかやなくて、愛おしい人の声で目を覚ます。


「大毅、もう起きな」


カーテン越しから入ってくる朝日にキラキラ輝く俺の恋人はなんだか目を逸らしたくなるほど綺麗でベッドの中でくるっと反対を向いた。


「あれ、起きた?起きてない?」


ちょっと天然なとこのある蓮は俺の様子にどっちか分からなくてベッドの反対側に回ってきて布団を被ってる俺の布団をばっと取った。


「なんだ起きてんじゃん。おはよう大毅」

「ん。おはよ」


恥ずかしくて素っ気ない態度をとってまうけど多分それには気づかれてて部屋を出る時ニコッと笑いながら頭を撫でて「かわいっ」なんてこぼして行った。


「…あー恥ずい///」


朝から心臓に悪いわぁ俺の彼氏。
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