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不穏な影


Yu Side

天咲「ただいまー!」
「おお、おかえり天咲!買い出しありがとう!」
天咲「ねぇ聞いて!健斗に銃の撃ち方教えてもらった!」
「え、早くね?」
白「僕こないだ教えてもらったばっかなのにー!」
天咲「ちょっと怖いけど、あれ刺激的で楽しい!」

キャピキャピはしゃぐ天咲だけど、言ってることは一人前の始末屋だ。

白「ちゃんと当たった?」
天咲「んー、支えてもらいながらだったけど左胸は狙えたよ!」
白「え、すごいじゃん!」
黄「おーい!みんな運ぶの手伝って!」

今日は2週間ぶりのOPENだ。
流星はCLUBのDJをしているので、DJブースの周りを整える。
赤井さんがキッチン担当、拓実と直樹はドリンカーなので、お酒の準備をする。
あとのみんなは、机やソファなどを整えていく。

赤「…また、車がいた」
「そうか、天咲は?」
赤「気づいてるかどうかまでは…」
「分かったありがとう」

すぐそこまで、天咲に魔の手が忍び寄っているらしい。

白「天咲!そっちから押して!」
天咲「おけ!せーのっ!」

こんな日常が、こんな平穏な生活が、

天咲「ねー!優ー!上の棚のもの取れないから手伝って!」
「はいよ、天咲ちっちゃいなー笑」
天咲「これでも女の子の平均はあるの!」

そして、俺たちの大切な天咲が奪われないように。
俺たちは戦うんだ。
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