空仰げば、遠くにキミ。【完】
古泉くんは上げられたボールに対して、流れるようにアタックをしていて、ボールは相手が取りづらいイイ塩梅のところにストンと落ちていた。
私が見ていた数分だけでも、古泉くんは全てのボールを上手く決めていた。
「うわ。しかも、バレー部の奴と遜色なく戦ってるじゃん。イケメンってなんでもできるのかねえ」
対戦チームにはバレー部の男子がいたが、顔色からは、焦りが見えていた。
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