空仰げば、遠くにキミ。【完】
「うん。てか、おれ行っても平気なの?」
「古泉くん観ててくれれば頑張れる気がするから!」
「はは。でも、おれいつも武藤さんの頑張ってる姿見てるよ?」
「知ってる!でも、大会でちゃんと戦っている姿見て欲しいんだ」
いつもは練習だけど、本番の私の姿も見守って欲しい。
そう思った。
「わかった。じゃ、すっごく応援する。喉枯れちゃうくらい」
「それは困るけど」
私が苦笑すると、古泉くんはそりゃそうか、と頭を掻いた。