深紅と浅葱
「屯所に遊びにおいで?」

「ありがとうございます」

「葵」

「はい」

「遊びに来い」

「…はい」

「総司、同じこと言うなよぉ~」


何か話をしたかった沖田が赤くなり
むしゃむしゃとご飯をかき込む


「ふふふっ 照れてる」

「て!照れてねぇよ/////」

「そうかい!そうかい!」



「そろそろ店仕舞いです」


「「ごちそうさまでした」」



店を出て、屯所に向かう道


「総司は、葵に惚れてるんだね」

「/////そういうこと
明け透けに言うなよ!」

「嬉しいよ
僕にも素を見せてくれて
総司の心を開いてくれたのは、葵かな?」

「…そうかもしれない」

「ん?」



沖田が立ち止まる





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