22時の約束

最終話

5月。

 “緊急事態宣言 解除”

 現在21時45分。昼間は暑いくらいの日だった。

 私はベランダで、22時を待っている。22時ちょうどを。約束はずっと続いていた。

「もしもし、俺。」
「もしもし、私。今日は何かあった?何があった?」
「今日は、これからお前と会う。」
「えぇ?何言ってるの?」

 私は笑う。インターホンが鳴った。

「誰…こんな時間に…。」

 コン コン

 スマホからも玄関のドアからも、同時に聞こえたノックの音。私は玄関へ急ぎ、ドアを開ける。

 微笑む新が立っていた。

「言っただろ?お前と会うって。」
< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:8

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

セッション

総文字数/7,391

恋愛(純愛)10ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
世の中、捨てたもんじゃない。捨てるもんじゃない。
愛してる 〜ひそひそ裏話〜

総文字数/3,617

実用・エッセイ(その他)7ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
裏話をご紹介します。
ビビってません! 〜あなたの笑顔は私の笑顔〜

総文字数/138,865

恋愛(キケン・ダーク)79ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
ーーー百合と真っ白と箱。それとあなたの笑顔で、 私は前を向くことができました。ーーー オススメ掲載: 2020/05/12~ 最高順位総合: 恋愛:46位(2020/05/20) 総合:64位(2020/05/20) 沢山の人に読んでいただいて、本当に嬉しいです。 編集部さん、読んでいただいた皆さん、 心から感謝いたします。ありがとうございました。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop