声を聞いて。 上
会場につくと人が多くてびっくりする。


留奈「やっぱり多いね。」


華「だよね。でも陸くんダンス踊るんでしょ?」


そう言うと華は私の手をとると
前の方へ引っ張って連れてってくれた。


華「ここなら陸くんしっかり見えるでしょ?(笑」


そう言われて華に連れてこられたのは
最前列のほぼ真ん中に近い。



留奈「なんでここ空いてたの?」


華「留奈を驚かせようと思って、友達に2人分席をとってもらってたの!」



そう言うと華の後ろから
ニコリと笑いながら
華のクラスの人がお辞儀をしてくれた。


華友達「留奈ちゃん!本当に可愛い。いつも遠くから見てるだけだったけど、こうやってまさか喋れるなんて夢みたい!」


留奈「そんな事言われると照れちゃいます。/////」


華友達「本当にお人形さんみたい。」


留奈「いやいや///// 席ありがとうございます!」


私はお礼を言うと
ひとまず座り、華とその友達と
話しながら
中夜祭が始まるのを待った。
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