ハーフな俺。前編(完結)
俺はその瞬間りくの顔面を殴っていた。
「いってぇ~」
ボガーッン
陸も負けずに殴り返す。
「ぅっ」
そのまましばらく俺らは殴り合いをしていた。
ザワザワザワ・・・
「おいっ、お前らーっ」
生徒のうちの誰かが先生を呼びに行ったのであろう、数名の先生らが俺らを引き剥がした。
そのときには俺らの顔は見事に腫上がっていた。
「お前ら二人、とりあえず先に傷の手当てをしてもらえっ。それから俺の部屋に来いっ。いいなっ。」
担任の高野はかなり切れ気味に俺らに言う。