こんぺいとうびより
「・・・え?」
カイの言葉に大きな目がさらに見開かれる。
「もっとちゃんと俺達のこと話したいんだ。さよかのことももっと知りたい。」
「でも・・・いいの?」
「いいから言ってる、というか俺がそうしたいから言ってる。」
「あ~っ、ずるいな、カイは!天然でそういうこと言うんだから。そんなこと言われたらもっと好きになっちゃうじゃん!」
さよかは髪をくしゃくしゃにしながら、ちゃぶ台の上に突っ伏した。
カイは立ち上がりさよかの方にやって来ると、彼女の肩に優しく手を置く。
「さよか、顔上げて?」
「・・・いやだ。」
「何で?」
「きっと真っ赤だよ。熱いもん。」
さよかは頑なにちゃぶ台にへばりつき顔を腕で隠す。
「顔見せて?見たいから。」
「!!!耳元でささやかないでよ~。ドキドキするじゃんか~。誰か助けて~。」
さよかが弱々しく言うと、カイは隣に突っ伏して、彼女の方に顔を向けた。
その動きを感じたさよかは突っ伏したまま顔を少し横に向け、カイからは彼女の目だけが見える状態になる。
「さよか、改めてよろしくね。」
目が合ってカイが満面の笑みで言うと、さよかはゆっくりと体を起こす。
カイも起き上がり両手を広げるといつもよりだいぶ長いハグをした。
カイの言葉に大きな目がさらに見開かれる。
「もっとちゃんと俺達のこと話したいんだ。さよかのことももっと知りたい。」
「でも・・・いいの?」
「いいから言ってる、というか俺がそうしたいから言ってる。」
「あ~っ、ずるいな、カイは!天然でそういうこと言うんだから。そんなこと言われたらもっと好きになっちゃうじゃん!」
さよかは髪をくしゃくしゃにしながら、ちゃぶ台の上に突っ伏した。
カイは立ち上がりさよかの方にやって来ると、彼女の肩に優しく手を置く。
「さよか、顔上げて?」
「・・・いやだ。」
「何で?」
「きっと真っ赤だよ。熱いもん。」
さよかは頑なにちゃぶ台にへばりつき顔を腕で隠す。
「顔見せて?見たいから。」
「!!!耳元でささやかないでよ~。ドキドキするじゃんか~。誰か助けて~。」
さよかが弱々しく言うと、カイは隣に突っ伏して、彼女の方に顔を向けた。
その動きを感じたさよかは突っ伏したまま顔を少し横に向け、カイからは彼女の目だけが見える状態になる。
「さよか、改めてよろしくね。」
目が合ってカイが満面の笑みで言うと、さよかはゆっくりと体を起こす。
カイも起き上がり両手を広げるといつもよりだいぶ長いハグをした。