君の笑顔
「由美!!由美〜!!」

「あれ…??もう朝…?」

カーテンから差し込む光が眩しい。

「おはよう!」

「おはよう、アキ!」

アキは二日酔いをしない体質みたいだ。

いつものように元気なアキだ。


「私朝からケーキとか超余裕なんだけど!!由美は?」

「私も余裕!!」

本日、2人の朝食は豪華にもケーキです。

しかも、けっこうでかい。

「おいしい!!私って天才〜!!」

唇に生クリームをつけながらケーキを頬張るアキ。

たしかにケーキはすごくおいしかった。

きっと…いや、絶対にアキが作ったケーキだから。

だからこんなにおいしいんだな。

「おいしいね!!」

私もアキと一緒になって夢中に頬張った。
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