ロミオとジュリエットは犬猿の仲
「き、気になるわけないでしょ!?
あんたが誰と付き合おうが私には関係ないし!」


「そうだよなー?だったらわざわざ教える必要ねーしなー?」


「そ、そうよ!」


「じゃあ、そろそろ昼休み終わるし教室戻るかー!」


澪は大きく伸びをしながらその場を後にした。


「梨恵!なんで気にならないなんて言ったのよー!?」


「だ、だって!気にならない物は気にならないんだもん!」


私が素っ気なく答えると彩は叫んだ。


「私は気になるのよーー!」


「はいはい!私たちもそろそろ教室戻らないとだよ?」


私は彩の背中を押しながら思った。


そうだよ、気になるわけないじゃん・・・!


澪が誰と付き合おうが・・・誰を好きになろうが・・・


私には関係ない・・・!

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