僕だけにナデナデさせて アミュ恋 3曲目
納得できない思いを
顔じゅうに込め、
総長さんにぶつけてみた。
でも……
総長さんが真剣な顔で
私の瞳を貫くように見つめ返してきて
絶句してしまった。
「慶介のこと、
俺に任せてくれない?」
「え?」
「ちゃんとあいつの話聞いて。
一緒に考えるから。
彼女とどう付き合っていくか」
強い意志が宿った総長さんの瞳が
あまりにも綺麗で
『この人を信じてみたい』
そう思わずにはいられない。
「よろしく……お願いします……」
たどたどしい私の言葉に
顔がフッと緩んだ総長さん。