僕だけにナデナデさせて アミュ恋 3曲目

「合図をしたら、
 マトイ達が袖にはけて来るから。
 春輝の口から、
 このことを、ちゃんと説明するのよ」



「うん」



「それと。
 ステージの上で、ファンに
 カッコいい春輝を見せられなかったら。
 その時は私、容赦しないからね」



「何をする気?」



「春輝と美羽ちゃんの恋、
 私が、つぶしにかかるから」



 恐ろしいことを口にした割に
 マネージャーは
 イヒヒとニヤケ顔。



 マネージャーは
 ステージに向かって手をあげた。



 マトイ達3人は、それに気づき。
 ステージ袖にはけてきた。



 そして入れ替わるように

 背筋がゾクゾクするほど
 恐ろしい女怪人を演じながら
 
 マネージャーが
 ステージに駆けて行った。
 
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