意地悪執事はお嬢様を独占したい





すると、一条は私を見て目を見開き、


「よかったぁ〜」

とへなへなとその場にしゃがみ込んだ。


「一条……」

「…っ、ほんっとに千結様!!ハンカチ探しに行ってから帰ってこないって聞いてほんとに焦ったんですよ!」


そう言いながら私の手に握られているものを見て一条は目を見開いた。


「え……ハンカチって」


自分があげたもの?と驚いている一条。
それにふいっと視線を逸らした。




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