(あいこ先生)
徹夜で!1日で書いたの?もしかして

(サラ)
まぁ。そうですね。

(あいこ先生)
なんか、遅刻したのも許せちゃうぐらい
いい歌詞なんだけど……。

(サラ)
ありがとう。ございます。

(あいこ先生)
サラさんって将来のこと考えているの?

(サラ)
はい。私は、歌手になるのが夢です!

(あいこ先生)
歌手ね。私も、小さい頃歌手になることが
夢だったなー。

(サラ)
はぁ。(何聞かされているのかな?w)

(あいこ先生)
でも、親に反対されたな。
貴方には出来ないって。
少しばかりサラの将来が不安になってきたわ。

(サラ)
…。私の夢を否定しているのですか?

(あいこ先生)
決して否定している事じゃないの。
将来、歌手でごはんを食べているのかが心配で。

(サラ)
(小さな声で)そうやって大人は出来ないって決めつける。夢を持つこと自体何がわるいの?

(あいこ先生)
サラさん。本当に将来 「歌手」になるの?

(サラ)
もう貴方とは、話せません。
本当は、学校を何回も遅刻するからそのための話かと思って来たのに
全然別なこと話始めるし
もうこんな所には居たくないさよなら。

ガラガラ……。ドン!

(あいこ先生)
はぁ。本気なのかな?歌手になること

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