ガーディアン~君に向ける敵意を僕は全力で排除する。
レッドヒーローズが金糸の髪色の少年を探し始めて二週間がたった。

丘の上の洋館二階セシリーの部屋。

セシリーはレースの寝間着から外出用のワンピースドレスに着替えた。

「・・・・・・・ゴスロリというべきなのでしょうか?」

黒いドレス姿を見た真白は思わず口にした。

「ゴスロリ?」

セシリーは真白の言葉の意味を理解できずに聞き返した。

「いえ、失言でした・・・・・・・とてもお似合いです」

ありがとうっと、セシリーは返事を返しながらも小首を傾げる。

「今日は街に出てみようとおもうの」
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