子連れシンデレラ(1)~最初で最後の恋~
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彼に組み敷かれ、五年振りに女として至福を味わった。
「カラダに余分な力が入ってるね・・・」

「ゴメンなさい…久しぶりなんで・・・」

「・・・玲也のパパはその・・・そんなに忘れられなかったの??でも、玲也のパパも俺に似てるんだよね・・・」

「それも一理あるけど・・・玲也を育てるので精一杯で、恋愛は・・・」

私は愛する人は皆居なくなってしまう。
本気で人を愛して・・・また・・・居なくなられるのかと思えば・・・寂しい。

「ずっと君は真剣にママとして・・・玲也君を育てて来たんだな・・・でも、今は一人の女として、俺を感じて・・・」

柊也さんはそう囁き、私の内側に忍び込んで来た。
彼の慈しむような瞳と熱に煽られ、段階的にカラダが極みへと押し上げられていった。

断続的にカラダの中で波打つ甘い悦を感じながら、彼の腕枕で眠りに落ちた。

彼は本当に玲斗さんに似ていた・・・

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