子連れシンデレラ(1)~最初で最後の恋~
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私は黒沼さんに買い物を頼んだ。
キッチンに立ち、夕食作りに勤しんだ。メニューは玲也の二番目に大好きなカレーライス。
「今日の夕食はカレーだね…ママ」
「そうよ・・・」
「しゃちょうは何時におしごとおわるの?」
「何時だろうね・・・」
「カレーの匂いがするぞ・・・」
二人で、柊也さんの話をしているとタイミングを狙ったかのように彼が帰って来た。
「お帰りなさい・・・」
彼が玲斗さんだと分かり、初めて顔を顔を合わせた。
彼を知れば知る程、玲斗さんに激似だった。
同一にしか思えなかった。
「彼の顔を見て・・・何で泣きそうな目になるんだ・・・凛香」
「え、あ・・・」
黒沼さんに当面は隠し通してくれと言われたのに、初日から全然隠しきれていなかった。
「いえ・・・早く会いたかったと言うか・・・」
私は適当に誤魔化す。
私は黒沼さんに買い物を頼んだ。
キッチンに立ち、夕食作りに勤しんだ。メニューは玲也の二番目に大好きなカレーライス。
「今日の夕食はカレーだね…ママ」
「そうよ・・・」
「しゃちょうは何時におしごとおわるの?」
「何時だろうね・・・」
「カレーの匂いがするぞ・・・」
二人で、柊也さんの話をしているとタイミングを狙ったかのように彼が帰って来た。
「お帰りなさい・・・」
彼が玲斗さんだと分かり、初めて顔を顔を合わせた。
彼を知れば知る程、玲斗さんに激似だった。
同一にしか思えなかった。
「彼の顔を見て・・・何で泣きそうな目になるんだ・・・凛香」
「え、あ・・・」
黒沼さんに当面は隠し通してくれと言われたのに、初日から全然隠しきれていなかった。
「いえ・・・早く会いたかったと言うか・・・」
私は適当に誤魔化す。