極上社長に初めてを奪われて、溺愛懐妊いたしました
それからの行動は早かった。

すやすやと眠っている千紘社長を起こさないようにベッドから降りて、散らばっている自分の服を回収して身に着けた。

そのままこっそりと気付かれないように玄関へ向かおうとしたものの、寝室のすぐ隣にあるリビングで何かに足の小指をぶつけてしまった。どうやら本が落ちているようで、それにぶつけたらしい。

その痛みに耐えつつ、何気なくリビング全体を見渡して、思わず唖然としてしまった。

もしかして泥棒でも入ったのだろうか……。

一瞬、そう思ってしまうほど、千紘社長の家のリビングは荒れていた。
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