極上社長に初めてを奪われて、溺愛懐妊いたしました
すぐに答えられないでいると、柴乃ちゃんが目をきらきらとさせて私の答えを待っている。その様子に、私は小さくため息をこぼしてから答える。


「好きか嫌いかで聞かれたら、もちろん好きだよ。でも、それは上司として尊敬しているという意味で、恋愛感情とは違うからね」


そもそも恋愛感情というものがどういうものなのか私は知らない。

というのも私は、いまだに男性との交際経験がなく、もっと言うと初恋もまだなのだ。だから、私には恋というものがよくわからない。

それでも、社長のことは素敵な人だとは思っている。

私の上司であり、大鷹不動産の社長・大鷹千紘さんは、親会社である大鷹ホールディングスの経営者一族のご子息で、将来は全グループ会社のトップに立つと決まっている。
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