極上社長に初めてを奪われて、溺愛懐妊いたしました
その中のひとつの店舗の前で千紘社長が足を止めた。
「この店で笹崎さんの服を買おう」
「えっ」
どうして私の服を?
とっさに理解ができなくて、ポカンと口を開けてしまう。けれど、ここへ来る車内で千紘社長に言われた『すぐに着替えるから』という言葉を思い出した。
「これから向かう場所はドレスコードが必要なんだ」
「そうなのですか⁉」
そんな話は聞いていない。そもそも服は何でもいいと言っていたのに。
正装が必要ならそれなりの服を着てきた。私だって一着くらいはそういうとき用のかしこまった服を持っている。
「笹崎さんの服を選ぼう。もちろん、俺が買うよ」
「そんな、いけません。ドレスコードが必要なら、今からアパートに戻って着替えますので」
「いいから、いいから」
まさか千紘社長に服を買ってもらうわけにはいかない。
そう思って必死に抵抗したものの、のほほんとした笑顔の千紘社長に背中を押されながら店舗の中へ足を踏み入れてしまった。
「この店で笹崎さんの服を買おう」
「えっ」
どうして私の服を?
とっさに理解ができなくて、ポカンと口を開けてしまう。けれど、ここへ来る車内で千紘社長に言われた『すぐに着替えるから』という言葉を思い出した。
「これから向かう場所はドレスコードが必要なんだ」
「そうなのですか⁉」
そんな話は聞いていない。そもそも服は何でもいいと言っていたのに。
正装が必要ならそれなりの服を着てきた。私だって一着くらいはそういうとき用のかしこまった服を持っている。
「笹崎さんの服を選ぼう。もちろん、俺が買うよ」
「そんな、いけません。ドレスコードが必要なら、今からアパートに戻って着替えますので」
「いいから、いいから」
まさか千紘社長に服を買ってもらうわけにはいかない。
そう思って必死に抵抗したものの、のほほんとした笑顔の千紘社長に背中を押されながら店舗の中へ足を踏み入れてしまった。