極上社長に初めてを奪われて、溺愛懐妊いたしました
『それと、桃ちゃん。もうおばあちゃんのことは気にしなくていいんだよ」

「えっ」


気にしなくていいとはどういう意味だろう。

不意に告げられた祖母の言葉がすぐに理解できなかった。


『毎月お金を送ってくれているでしょ。でも、大切なお給料は自分のために使いなさい。これまで送ってくれたお金は手を付けないで全部取ってあるから、桃ちゃんが使って。おばあちゃんなら大丈夫だから」

「おばあちゃん……」


なんとなく祖母の性格を考えたらそんな気はしていたものの、やっぱり私のお金は使っていなかったんだ。
< 347 / 387 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop