極上社長に初めてを奪われて、溺愛懐妊いたしました
「桃子は命を育てているんだ。それは君にしかできない大切なことだよ。だから、今は自分を大切にしてほしいし、俺が桃子を心配する気持ちも分かってほしい」


私のお腹に触れながら、千紘さんの唇がそっと私のおでこにキスを落とす。

どうやら千紘さんには、完璧に仕事をこなせずに焦る私の気持ちがお見通しだったようだ。

彼の言う通り、今はできないことがあっても仕方がないのかもしれない。

ここで無理をして、お腹の赤ちゃんにもしものことがあってはいけないから。

それから千紘さんは役員会議へと出席し、私は秘書室で午後の視察に必要な書類をまとめる。

何度か気持ち悪くなったものの、こっそりとグミを口に含んだりしてなんとか耐えた。
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