極上社長に初めてを奪われて、溺愛懐妊いたしました
今夜は、柴乃ちゃんの友人の男性と食事をすることになっている。

まだ初対面なのにデートと呼んでいいのだろうか。相手の方については名前と年齢、そして職業しか分からないし、まだ連絡先すら知らないのに。

今日の食事会場も、待ち合わせの時間も、すべて柴乃ちゃんが間に入ってセッティングしてくれた。

ちなみに、今日の私の服装も柴乃ちゃんからの借り物だ。せっかくだからおしゃれをして行きなさいと言われて、強引に渡されたので仕方なく着てきた。

でも、ピンクの服なんて普段からほとんど着ないから、そわそわと落ち着かない。タイトスカートも動きづらくて着心地がよくない。私にはいつもの地味なスーツが落ち着く。

今夜の食事もあまり気乗りしないし、早く済ませてしまいたいのが本音だ。
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