ミスアンダスタンディング
担ぐようにみぃの身体を抱き上げれば、待ってましたと言わんばかりに細い腕が俺の首に回る。
「本当に俺の好きにするよ?」
「…うん」
「いつもよりしつこいかも」
「…大歓迎です」
俺の耳に頬を擦り寄せながら小さな声を紡ぐみぃは、とんだ小悪魔だと思う。俺を惑わせる天才とも呼べる。
可愛くて優しくて色気もあって、ちょっとあざとい俺の彼女。
俺の、みぃ。
小さな誤解から生じた綻びは俺たちの絆をより深いものにしてくれた。
これからもこんな風に、愛し合ったり、すれ違ったりを繰り返していくんだろう。
そしてどんな事があっても最後にはこうして抱き合えるように。
どうかそんな日がいつまでも続くように。
小さな身体を抱き締めながら、切に願った。