俺のボディガードは陰陽師。~第四幕・夜に抗う~
そして、ヨーテリは犬美の背後に回り、尻の匂いを嗅ぎ出す。
げへへ。げへへへ。
犬美ちゃん、お尻の匂い嗅がせて。げへへ。
やーん。ヨーテリくんのえっちー。
ヨーテリ、やはりただのエロ犬だ…!鬼畜か!
それに、犬美もまんざらではない様子だ。
盛ってる…!
しかし、犬コロ二匹盛っていてお互い夢中だ。
この隙に、あの鬼門を通過出来ないだろうか。
そんなわけで。
盛ってる犬コロ二匹の方を見ないように、そろりそろりと足を進める。
忍び足で、自分が出来る最大の能力を持って、気配を消す。
って、最大の能力っても、一生懸命足音を立てないぐらいしか出来ませんが。
忍び足で、二匹の傍を通過した。
やっとの思いで、なずなのいる病室の前に辿り着く。
よしよし。バレてない。気付かれてないぞ。
やれやれ。
…と、思いきや。
あぁーん。ちょっと待って。
良いお肉の匂いがするわー。
…何っ!
犬美は我に返ったように表情がシャキーンとなる。
ハッハッと小刻みに息を荒くして、こっちを見た。