俺のボディガードは陰陽師。~第四幕・夜に抗う~
「…何でって、何」
疑問そっくりそのまま返すと、視線が合う。
今にも泣きそうながらも、ムッとした表情を向けられていた。
「おまえ…剣軌から、話全部聞いてんだろ?親父のことも、自分のことも。…私の護衛の件も」
「聞いてるけど…」
「…どう思ったんだよ」
「どうって…」
質問の意図が見えなくて、言葉が詰まってしまう。
こいつ、何が言いたいんだ。
どんな返答すれば良いのかわからない。
言葉そのままなのか、それとも…いや、本当にわからない。
なので、素直な感想を伝えるしかない。
「どうって…別に」
「はぁ?!」
「え。何でそんな驚く」
逆にこっちがビックリするわ。
…だって、おじさんの状態はだいたい予想はついていた。
目の当たりにすると、やはり驚いたけど。
ひいおばあ様の話も驚いた。でも、俺が生まれる前に亡くなっていて会ったことがないので、ピンとこなかったし。
俺が能力持ってるとかも、未だ信じられない。実感ない。