しかくかんけい!
■■ しょーくんside ■■
眩しい。
どこまでもまっすぐで、純粋なその瞳に、
この俺が、写っている。
ひとつ瞬きをして、するりと服のこすれる音を響かせる。
彼女の肩に回した腕を離した俺は、はあ、と深いため息を吐いて。
脚の力がしゅるしゅると抜けて、その場にしゃがみこんだ。
「あー……くっそ」
嗚呼、聞いてしまった。
たまらず両手で顔をおおう。
「っし、しょーくん!?大丈夫?」
ハナは慌てた様子で身をかがませ、こちらをうかがう。
恐る恐る近づく彼女から、ふわりと漂う甘い匂い。
はあ。
なにこれ、わざと?天然?
「……ねえ」
咄嗟にその心配そうな顔を両手でつかむ。
きゃっ、と可愛い声で鳴く。
天然なら相当タチ悪い。
「な、なにすっ……」
息を止めた。
「…………、」
軽く重ねているだけなのに、
熱がじわりと、
からだの芯まで伝わってゆく。
その熱を感じながら、
そっと、唇を離す。
唇を、離す。
「甘いね」
そう囁やけば、みるみる真っ赤に染まる肌。