しかくかんけい!


■■ ハナside ■■



* * *




今日は予報どおり、大雪になった。


登校するときは、可愛げにマフラーへ乗っかってしゅわっと溶けていく、そんな儚い沫雪だったのに。

放課後になるにつれてだんだんと勢いを増してきたこの結晶たちは、あっというまに降り積もった。


なんだか私の心のなかみたいだ。



「“ホワイトバレンタインデー”なんて、とっても素敵な響きだと思わない?」


「それを言うならホワイトクリスマスじゃね?ていうかバレンタインなのホワイトデーなのどっちなの」


「〜っ、バカ!いじわる!もうチョコあげないもんねーだ!」


「はいはい素敵だねーチョコちょーだい」


「やーだねっ」



ふん!とそっぽを向けば、隣から はあ、とため息がして。


すると後ろからくすくす、と笑い声がして、見れば愛莉とそらくんが肩を震わせていた。






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