しかくかんけい!



「しあわせ?」


私の目をじっと見つめて、真剣な顔でそう言った。



「かなりしあわせ!」


だから私は満面の笑みで、はっきりと即答した、のに……。



「くくっ、元気な返事だこと」


綺麗な顔は一瞬で崩れて。

目尻をくしゃっとさせて、くすくすと笑い出しちゃって。

そうしてわしゃ、と私の頭を鷲掴みにしてかき回す。


……な、な、なんだこれは!



「か、からかってるの!?」


自分から尋ねておいてなんで笑うの!

ていうか髪ぐしゃぐしゃにしないでよ!

でもちょっと心地いいからやめないで!

とは口が裂けても言わないもんね!

あ〜〜〜っ!なんかもう好き!


なんてごちゃごちゃ考えた挙句、キッと睨みつけることしかできない私はやっぱり君には敵わない。


「んーん。その変顔、写真撮ってい?」


へ、変顔は酷くない!?


「けっこー傷ついた!責任とって!」

「いや逆効果だし」

「!」


意味わかんない!という反論は、君の口内へ消えた。


その口づけはどこまでも深く、甘い。


ああ、もう。

大好きすぎて、とけちゃうよ。










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