手の届かない恋
ずっと飲み続けてたもんだから1時間後にはもう意識が遠のいてしまって。

「みなちゃん。そろそろ帰らなきゃだよ。家まで送ってくから教えて」

「1人で帰れますよ。それじゃまた今度」

私はそう言って歩き出すと、ふらっとよろめいて誰かにぶつかってしまった。


「す、すみません…」

なんかこの匂い嗅いだことがあるような…

「みなちゃん??」

「ん…」

私の意識はそこでストップして眠りについた。
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