君だけが、ずっと好き。


「 ── 瑛茉、次何すればいい?」


「うーん…あ、伊吹ってジャガイモの皮むけたっけ?」


「…できるかな。まぁなんとかなんだろ」


「うん、じゃあまかせた!」




ハイキングから帰ってきた俺たちは、宿のキャンプ場でカレー作り中。


ちなみに俺のグループは瑛茉、三神、侑利、俺の4人。

…なんだけど、三神と侑利の2人はハイキングの疲れですぐそばのベンチでぼーっとしてるだけ。




「使えねえな、たった5キロちょっと歩いただけだろ?お前らはガキンチョか!手伝いやがれ」


「ごめんだけど私らギブ〜…ってかそもそも料理できないし」


「俺もできないわバ神!」




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