ドキドキ×甘々恋愛
どうしよう……。このままでていくわけいかないし……

ぽろぽろと涙が溢れでてくる。

「……ぐすっ… うぅ成ちゃん……お兄ちゃん…」

だれかぁ………

「んっ……しゅん?!
だめだよぉ…」

するといきなり女の人がびっくりした声をあげた。

「……じゃぁ。やめますか?先輩?」

”しゅん”と呼ばれた男の人はくすっと笑って言った。

「……っ!やめ…ないで…!」

女の人は焦ったようだった。

ひぇえええ!!!

私の心臓はありえないくらいにドキドキ言っていた。

そして顔が熱くなった。

プチプチとブラウスのボタンをはずす音がした。

―――ガサッ…!

私はあまりにもびっくりして音をたててしまった。

「………ひゃっ!だれかいるの??」

女の人は声をあげて言った。

やっやばいです…!!ほんとにほんとにどうしよう。

だんだん視界がぼやけていく。

大量の雫が頬をつたった。

「……俺、みてきますね…」

”しゅん”と呼ばれた人が立ち上がる音がした。


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