Seven...YUKI
「はい、完成」
そう言ってあたしを全身鏡の前に
連れてった。
…これ…あたし。
さっきまではほぼノーメイクで
ストレートの髪だったあたし。
ちゃんとメイクをして肩まである髪は
ゆるく巻かれてて…服にぴったり。
メイクと髪でこんなに変わるんだ…。
「すごい…」
あたし…お嬢さまみたい。
「はい。じゃあ行きましょう」
「え…行くってどこに」
「さっきのスタジオよ。ほら急いで」
またさっきの人に連れてかれて
さっきのスタジオに戻った。
「あっ…やばいやばい…。
渡部さん!ちょっと待ってください!」
スタジオに入るなり叫んだその人。
「どした滝?」
「鈴ちゃんじゃなくてこの子に変更っ。
ほら、入って」
その人に押されてスタジオに入った。
一気にざわつくスタジオ。