夜になる前にわたしを照らしてくれたいちばん星は君でした。
「もうすぐ夏休みだし、4人でどっか行かない?」

「いいね!」

「楽しそうー!」


お弁当を食べ終わって机を元通りにしている時の水城くんのその言葉に、笠岡さんと櫛宮くんがすぐに反応した。


あれ?


……えっ、4人で?


今4人でって言った?


「織原さんは?」


「えっあ、うん。行こう」


水城くんの言葉に思わず頷いてしまったけど……。


「わたしもいて……いいの?」
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