俺の前では泣いてもいいよ。【修正中】
「素直じゃないし、たまに生意気ですけど、私と違ってまっすぐで、でもたまに危ういなって思うと急に大人になって。読めない人だけど、共通して言えることは優しいだと思います」
まだ出会ってから日が経ってない人の良いところを見つけられて、それを言葉にできていることに驚いたのは自分だった。
しかもずっと過ごしているわけじゃない、放課後の数時間しか過ごしていない。
見透かされてイラッとしたことも、偉そうだな、って思ったことがないわけじゃない。実はあるけれど、嘘の私を見破ってくれたのは彼だったって気づいた。
私の話を聴き終わった麗音さんはふっと頬を緩めて笑ってくれた。
「愛結ちゃんはいい子だね」
「そんなことないですよ」
「ううん、あいつの面倒みてやってね」
「え?」
「あいつ甘えることを知らなかったから……」悲しそうに笑って、影を落とした麗音さんを私は見逃さなかった。
蒼太くんが抱えているものは何だろう。
まだ出会ってから日が経ってない人の良いところを見つけられて、それを言葉にできていることに驚いたのは自分だった。
しかもずっと過ごしているわけじゃない、放課後の数時間しか過ごしていない。
見透かされてイラッとしたことも、偉そうだな、って思ったことがないわけじゃない。実はあるけれど、嘘の私を見破ってくれたのは彼だったって気づいた。
私の話を聴き終わった麗音さんはふっと頬を緩めて笑ってくれた。
「愛結ちゃんはいい子だね」
「そんなことないですよ」
「ううん、あいつの面倒みてやってね」
「え?」
「あいつ甘えることを知らなかったから……」悲しそうに笑って、影を落とした麗音さんを私は見逃さなかった。
蒼太くんが抱えているものは何だろう。