俺の前では泣いてもいいよ。【修正中】
「うーん」と曖昧に笑ってしまう自分が一番嫌いだ。"また"同じ思いをするのは絶対に嫌で、自分が一番可哀想で、結局私は自分勝手なのだと思う。



悪口が聞こえてこない日なんてないし、悪口を振られない日なんてない。

トップが誰かの悪口を言っていると思えば、いまのように、トップが悪口を言われて、誰かがいなくなる度に悪口が広がって、そこに生まれるのは"共感"なんだと思う。

ひとりでは言えないけれど、数人でなら言えるだけの話だ。



居心地が良いとは言えないけれど、笑わないと、笑って済ませないとターゲットになってしまうし、私がここでなにかいえば吹聴されてしまって私が悪者になってしまうから、それだけは裂けたい。

咲優が帰ってきたらまたふつうに時間が流れて、そしてまた別の人の悪口が始まるってわかっているから、いちいち言いたくはなかった。




私たちは自分を守ることで精一杯で、自分も悪口を言われる存在だということには気づいていないのだろう。
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