俺の前では泣いてもいいよ。【修正中】
咲優たちのおかげでスクールカーストは上のほうにいる私が根暗だとか、重い過去があるなんてみんなには知られたくない。

みんなに見せている私と、本当の私は180度違うから、本当の私は隠して、いつも元気な私を見せてきた。



受け入れてもらえないこと、蔑まれてしまうことがたくさんあるけれど、蒼太くんは軽蔑したりしない、私はどこかでそう思った。





「笑ってないといけないからかな」
「笑ってないいけない?」





誰かに強制されたわけでもなく、私が決めたことだから語弊があるかもしれない。私は蒼太くんの笑ったところを見たことがないし、私も未だに心から笑ったことがない。

いつも私たちの間に笑顔はない。私も蒼太くんの前で笑うことが減ったけれど、笑顔がなくても不思議なことに居づらさはなかった。
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