溺愛は蜜夜に始まる~御曹司と仮初め情欲婚~
「俺はしょうゆ味が好きだから覚えておけ。ちなみにコンビニでカップラーメンもおでんも買うことはある。諒太が結婚する前は社長室で食べながら徹夜で仕事を片付けることもしょっちゅうだったからな」
「え、どうしてここに?」
梨乃はラーメンをテーブルに戻し、ペットボトルのお茶を慌てて飲んだ。
小野との会話のほとんどを侑斗は聞いていたらしい。
「今日は出張で遅くなるって言ってませんでしたか?」
むせそうになるのをこらえながら梨乃は立ち上がった。
侑斗は同居が始まる前から手掛けている案件の追い込みで、これまでになく忙しくしている。
今日もようやく先方が時間を作ってくれたと言って朝早くから家を出て帰りも遅いと言っていた。
仕事はうまくいったのだろうかと梨乃は不安気に眉を寄せた。
「仕事は順調だ。直帰しようとしたら諒太に呼ばれて戻ってきたんだ」
「社長に、ですか。え、だったら早く行ったほうがいいんじゃないですか」
「いや、大丈夫だ。というよりも梨乃も呼ばれてるから迎えにきたんだ」
「……え、私が、社長に、ですか?」
侑斗の言葉に梨乃は耳を疑った。
社長に呼び出される理由など思い浮かばない。
「え、どうしてここに?」
梨乃はラーメンをテーブルに戻し、ペットボトルのお茶を慌てて飲んだ。
小野との会話のほとんどを侑斗は聞いていたらしい。
「今日は出張で遅くなるって言ってませんでしたか?」
むせそうになるのをこらえながら梨乃は立ち上がった。
侑斗は同居が始まる前から手掛けている案件の追い込みで、これまでになく忙しくしている。
今日もようやく先方が時間を作ってくれたと言って朝早くから家を出て帰りも遅いと言っていた。
仕事はうまくいったのだろうかと梨乃は不安気に眉を寄せた。
「仕事は順調だ。直帰しようとしたら諒太に呼ばれて戻ってきたんだ」
「社長に、ですか。え、だったら早く行ったほうがいいんじゃないですか」
「いや、大丈夫だ。というよりも梨乃も呼ばれてるから迎えにきたんだ」
「……え、私が、社長に、ですか?」
侑斗の言葉に梨乃は耳を疑った。
社長に呼び出される理由など思い浮かばない。