ONLY YOU~過ちの授かり婚~
「そうなんだ…」

柊さんが言っていた言葉を思い出した。

俺と康秋は伊集院家の中でも異質な存在。

だからこそ、俺と康秋は引き合っていたのかもしれない・・・


「康秋…お前とは仲よくやりたい」

「勿論、俺は純也さんには感謝してる。芸能界引退して、どうしようかと悩んでいる俺にアドバイスしてくれた人だから…」


康秋は無邪気に笑い、俺と握手を交わした。

彼こそが俺の同士かもしれない・・・


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