ONLY YOU~過ちの授かり婚~
入籍そして出産
管理入院して、早二ヵ月半・・・いよいよ臨月の三十七週目を迎える。
赤ちゃんの為と言え、ずっと病室で過ごすのは辛かった。
ノックの音。
「どうぞ」
純也さんが誰かを連れて入って来た。
「乃彩」
「純也さん」
「初めまして…」
「えっ?」
私は一瞬夢かと思った。
「『スターファイブ』のコーガ??」
「まさか…乃彩お前…コーガのファン?」
「はい・・・」
「えぇ~っ!?」
「元『スターファイブ』のコーガこと本名は伊集院康秋です・・・」
「知らなかった…乃彩がコーガのファンとは…」
コーガは芸能界引退して、何をしてるのか思ってたけど、慶応大生になっていたんだ。
「もうすぐ…出産だと訊きました」
「来週が十三日が手術日です・・・」
「これ…神社で貰って来た御守りです。良かったらどうぞ」
コーガは私に御守りをくれた。
「へぇー…ありがとう御座います」
「そう言う所は抜け目ないな。康秋」
「純也さんとコーガ・・・いや康秋君は仲がいいのね・・・」
「俺が入院中に純也さんがお見舞いに来てくれたのがきっかけで仲良くなりました。
総理や佑介さん達も仲いいですよ・・・皆、俺を可愛がってくれます」
「そうなんだ…今まで、どうして教えてくれなかったのよ…」
「康秋も勉強で忙しかったからな…会う機会がなかったんだよ…でも、乃彩は康秋のファンだと知った以上は、極力会わせないようにする」
「どうして??」
「乃彩の康秋の見る目が凄く熱く気になる。俺は嫉妬してんだ」
赤ちゃんの為と言え、ずっと病室で過ごすのは辛かった。
ノックの音。
「どうぞ」
純也さんが誰かを連れて入って来た。
「乃彩」
「純也さん」
「初めまして…」
「えっ?」
私は一瞬夢かと思った。
「『スターファイブ』のコーガ??」
「まさか…乃彩お前…コーガのファン?」
「はい・・・」
「えぇ~っ!?」
「元『スターファイブ』のコーガこと本名は伊集院康秋です・・・」
「知らなかった…乃彩がコーガのファンとは…」
コーガは芸能界引退して、何をしてるのか思ってたけど、慶応大生になっていたんだ。
「もうすぐ…出産だと訊きました」
「来週が十三日が手術日です・・・」
「これ…神社で貰って来た御守りです。良かったらどうぞ」
コーガは私に御守りをくれた。
「へぇー…ありがとう御座います」
「そう言う所は抜け目ないな。康秋」
「純也さんとコーガ・・・いや康秋君は仲がいいのね・・・」
「俺が入院中に純也さんがお見舞いに来てくれたのがきっかけで仲良くなりました。
総理や佑介さん達も仲いいですよ・・・皆、俺を可愛がってくれます」
「そうなんだ…今まで、どうして教えてくれなかったのよ…」
「康秋も勉強で忙しかったからな…会う機会がなかったんだよ…でも、乃彩は康秋のファンだと知った以上は、極力会わせないようにする」
「どうして??」
「乃彩の康秋の見る目が凄く熱く気になる。俺は嫉妬してんだ」