意味がわかると怖い話/逆さのサカ子さん
「頭、怪我、ナンデ?」


「知ってる」


「ドコカデ、ブツケタノカナ?」


「ぶつけたなら……そんな風になるんじゃない? 他の人に殴られたとか、そんなことはありえないと思う」


「殴ラレタ……」


私の言葉にサカ子さんは、頭部に手を当てると考え込む仕草を見せる。


「ナンデ殴ラレタ?」


「そりゃ理由はあんまりないだろうけど……想像つかないのは、殺そうとされなかったからとか?」


「逅花ハ、人ヲ殺シタコトアルノ?」


……絶句。


まさか名前まで知っているとは。それも超能力なのかな? なんて。


「ないよ。あるわけないじゃん」


「ソウナンダ」
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