神様にも祝詞 かみさまにものりと
「で、なんて、いったの?リト」
「え?」
「だから、リトなに祈ったの?」
ドキ…
「そんなこと、ジンに言ったら…
かなわないよ…」
「なに?言えないよーなこと?」
ドキ…
「そ~じゃないけど…
じゃあ、ジンは?
ジンのも教えてよ!」
「うん、いいよ
オレは
願いがかないますように!」
「え?なに、それ…
なんか、ズルい!」
「別にいいじゃん!
で、リトのは?
オレ教えたんだから…」
ドキ…ドキ…
ドキ…
ドキ…
「私は…
…
私は…
…
好きな人と、両思いになれますように…
…
いつも
何年も
それだよ…
…
でも、いつもかなわないから
何回も心の中でお願いしてるの」
ドキドキ…ドキドキ…
顔が熱くなった
恥ずかしくて
ジンの顔が見れなかった