貴妃未満ですが、一途な皇帝陛下に愛されちゃってます
「素敵な贈り物を、ありがとうございます。陛下」
しなびかけてしまったその花を、紅華は両手で優しく包む。
「ほう。貴妃様への贈り物に雑草など……と思ったが、まんざらでもなさそうだ」
独り言のようなつぶやきは、天明だった。それを聞いて晴明が苦笑する。
「可愛いな、と思ったら、紅華殿のことを思い出して。挨拶の時はあまり話もできなかったから、もう少し話をしてみたかったんだ」
「どうぞ、お入りください」
「いえ、やっぱり今日はこれで失礼するよ。今度来るときには、もっと話そうね」
「はい。楽しみにしております」
笑顔を返すと、晴明も嬉しそうに笑ってくれる。それから晴明は、部屋の中にいた天明に声をかけた。
しなびかけてしまったその花を、紅華は両手で優しく包む。
「ほう。貴妃様への贈り物に雑草など……と思ったが、まんざらでもなさそうだ」
独り言のようなつぶやきは、天明だった。それを聞いて晴明が苦笑する。
「可愛いな、と思ったら、紅華殿のことを思い出して。挨拶の時はあまり話もできなかったから、もう少し話をしてみたかったんだ」
「どうぞ、お入りください」
「いえ、やっぱり今日はこれで失礼するよ。今度来るときには、もっと話そうね」
「はい。楽しみにしております」
笑顔を返すと、晴明も嬉しそうに笑ってくれる。それから晴明は、部屋の中にいた天明に声をかけた。