仮面夫婦は今夜も溺愛を刻み合う~御曹司は新妻への欲情を抑えない~
また信号が青になり、スマホを懐にしまった。
本当はずっと画面を見て歩きたいけれど、そんな危険な真似はできない。
自然と歩く速度が上がる。
家に帰れば好きなだけメールをチェックしても問題ない。今日は休日だけど、和孝さんは急な仕事でいないし、妻がやけにスマホを気にしていたところで、そもそも気にしないからだ。
もし逆の立場だったら私は気にしてしまう。和孝さんがそこまで気にするような相手がいるなんて、想像するだけでも切ない。
そんな切なさに胸を突かれて立ち止まってしまった。足を動かす前にスマホを見てしまう。
(あ、来てる)
通知に胸が弾む。
『報告が遅くなってすみません。うまくいったかはわからないんですが、一応受け取ってもらえました。餅さんも同じ悩みを抱えているなんて意外です』
本当はずっと画面を見て歩きたいけれど、そんな危険な真似はできない。
自然と歩く速度が上がる。
家に帰れば好きなだけメールをチェックしても問題ない。今日は休日だけど、和孝さんは急な仕事でいないし、妻がやけにスマホを気にしていたところで、そもそも気にしないからだ。
もし逆の立場だったら私は気にしてしまう。和孝さんがそこまで気にするような相手がいるなんて、想像するだけでも切ない。
そんな切なさに胸を突かれて立ち止まってしまった。足を動かす前にスマホを見てしまう。
(あ、来てる)
通知に胸が弾む。
『報告が遅くなってすみません。うまくいったかはわからないんですが、一応受け取ってもらえました。餅さんも同じ悩みを抱えているなんて意外です』