仮面夫婦は今夜も溺愛を刻み合う~御曹司は新妻への欲情を抑えない~
『餅さんと同じように、向こうの気持ちがわからないんです。同じくらい好きでいるのかわからなくて。ずっと線を引かれているんですよね。気を遣われていて、一緒にいても楽しくないんだろうなと……』
『それ、わかります』
共通することが多すぎて話が尽きない。サキさんはもうひとりの自分なのではないかとすら思ってしまう。
道の端で立ち止まったまま、少しだけ唇を噛んだ。
『この間のプレゼントもどれだけ喜んでくれたのかわかりませんでした。ありがとうって笑って言ってくれたんですが、気を遣われているようにしか思えなくて』
詳細を聞く前にサキさんの方から教えてくれる。なんとなく、胸に刺さるものがあった。
(私もちゃんと喜ばなかった。幻滅されたくなくて隠したから……)
『それ、わかります』
共通することが多すぎて話が尽きない。サキさんはもうひとりの自分なのではないかとすら思ってしまう。
道の端で立ち止まったまま、少しだけ唇を噛んだ。
『この間のプレゼントもどれだけ喜んでくれたのかわかりませんでした。ありがとうって笑って言ってくれたんですが、気を遣われているようにしか思えなくて』
詳細を聞く前にサキさんの方から教えてくれる。なんとなく、胸に刺さるものがあった。
(私もちゃんと喜ばなかった。幻滅されたくなくて隠したから……)